9月になりました。もうすぐ秋です。

昨日今日と台風一過の青空です。
今日から9月。日中はまだ暑いですが、確実に夏終盤を感じます。

日の出の時刻が遅くなり、真夏は駅まで歩くのに日傘が必要だったのが、いまではほとんど建物の影を歩けること。
快晴でも空の青い色がやさしい色になったこと。
青空と境界がくっきりしていた真っ白い雲が、空の色をすこ~し混ぜたような滲んだような白さになったこと。分厚さを感じさせた夏の白い雲が、真綿を薄く伸ばしたような軽い感じのふんわりした白い雲になったこと。
じっとりと纏わりつくような風が、サラリとした風になったこと。
頭上から煩いほど降り注いでいた蝉の声が間遠になり、その蝉の声に混じって足元から虫の音が聞こえてきたこと。

夏休みの終わりはいつもこうだったな。夏が苦手なので、早く涼しくなれ!と思っていたくせに、過ぎ去ってしまうと何か忘れ物をしてしまったような寂しさを感じていました。もっとも、新学期になると、済んでいない宿題をどう誤魔化すかに気を取られ、夏のことなんて忘れてましたけどね。


先日の日曜日、母方の親戚の法事に行ってきました。佐倉にある「如意山 経胤寺」というお寺。歴史は古く、江戸時代に建立された本堂は酒々井町最古の木造建築だそうです。

でも、内陣は綺麗に改装(?)されています。千葉常胤が開祖ということで格天井には千葉氏の紋が描かれています(と、伯父が法事の前に説明してくれました)。新しいきらびやかな法具・欄間・絵馬の中に、周囲が朽ちてしまっているような古い絵馬を発見しました。

子供のときから何度も訪れているはずですが、改めて見てみるといろんな発見があるものです。

猫のひるね~きまぐれ日記~

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