訃報

お世話になった先輩が22日に永眠されたと知りました。ずっと更新されないブログを心配していましたが、昨日ご子息が訃報をアップされました。
映像作家としてドキュメンタリー映画を自主製作されたり、様々な自主製作映画のイベントを企画されたりと現役で精力的に活動されて、ヨガや陶芸など多趣味な方でもありました。昨年8月に激痛で緊急入院して、検査の結果胆のうがんだったそうです。化学療法を受けておられましたが、抗がん剤の激しい副作用もあり、ご自身の希望で途中からは化学療法を止めて在宅での訪問看護を受けて痛みを和らげるケアを受けていたようです。そんな辛い中も時々ブログを更新されていたのですが、先月末からは更新がないままで、告知から僅か8ヶ月で逝ってしまいました。

その方は私がまだ若いころ、彼女もお子さんが小さくて映像の仕事ができないころ、私の勤務先の倉庫のある戸田市に住んでいて、倉庫の事務職のパートをしていました。才色兼備そのもので、明るく誰にでも気持ちよく接してくれて、仕事もよくできる方でした。なんでうちの会社でパートなんかしているの?と思うほどの能力のある女性でした。
プライベートでも親しくさせていただき、私のブログも彼女のブログにとても影響を受けていますが、ブログより前に彼女は「ひとり新聞」という近況のエッセイを流ちょうなイラスト入りで作成し、郵送してくれていました。私は完全に真似て「気まぐれ通信」というつたない文章を作り、彼女をはじめとする友人たちに送っています。今は年1回発行するかどうかという本当に気まぐれですが、自分では継続中と思っています。それほど影響を受けた方ですので、ご子息のご報告にはとてもショックを受けました。まだ68歳なのに、まだまだやりたいことはたくさんあっただろうにと残念でなりません。私も彼女に負けないように、仕事ももう少し頑張りたいし、通信も今年は発行したいし、残り時間を大切にしなければならないと思いました。

長年、ありがとうございました。森田さんのご冥福をお祈りします。

猫のひるね~きまぐれ日記~

きまぐれ通信のブログ版

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