金沢旅情
こんにちは。ブログ初心者です。
タイトル通り、ゆるい感じで始めようと思っています。
旅行や街歩きの雑感を少しずつ書いていくつもりですので、よかったらお付き合いください。
11月に北陸へ行きました。金沢ではまずは兼六園。寒くはなかったですが、木々の雪吊り作業が始まっていて、着々と冬支度が進んでいました。紅葉が見頃で、カエデの赤やオレンジが短い秋を華麗に彩っていました。池と高低差と植樹が計算しつくされたようで、さすが加賀百万石代々の前田家当主が造り上げてきた贅沢な庭園でした。
金沢城公園は以前一度行った時は、石垣しかなかったような記憶があったのですが、今回は何と、門や建物がいろいろ復旧されていて、玉泉院庭園も復元されていました。地元の方に伺ったのですが、以前は金沢大があったところだったとか。尾山神社で続く橋も復元するそうでいまだ工事中でした。
隣接する尾山神社の神門は、和漢洋折衷様式で神社の建造物としては珍しいと思います。ステンドグラスをはめ込んだという面白さもありますが、その大きさにちょっと驚きました境内は七五三詣りの家族連れの他には個人の参詣者だけで、観光客(私たちもそうですが)で喧騒の兼六園や金沢城とは別世界。池に映る紅葉も美しく、時間がおっとり流れるような静かな空間でした。
金曜日に市内観光をしたのですが、平日でもこんなに観光客がいるの?って感じです。そして土曜日の夕刻、再び金沢駅。雨の中、兼六園や金沢城公園行きのバスに長蛇の列。タクシー乗り場にも気が遠くなるような人の列。北陸新幹線が開通して観光客が増加したのでしょうが、もしかして地元の方たちの生活に支障をきたしているのではないかと、心配になるような人ごみでした。
そういう私もその混雑の一因となる観光客のひとり。まだまだ行きたかったところも多く、また、季節を変えて訪れたい街でした。
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