長崎の春のお菓子

長崎出身の知人から帰省土産をいただきました。

「姫桃菓」というお菓子。もうすぐ桃の節句、春らしいお菓子です。

カップケーキのようなカステラの上に、桃が乗っている意匠。桃の部分は葉も全部砂糖菓子なので相当甘い。カステラはその分、甘さ控えめ(というか、砂糖菓子が甘すぎるのでカステラの甘味が薄らいでいるのかも)です。今どきの可愛め新作スイーツなのかと思ったら、知人によると長崎では伝統のお菓子なのですって。合格祝いや入学祝など、春のお祝い事にはこの数倍の大きさの桃菓子(カステラ)が欠かせないのだとか。他ではない習慣のようです。確かに、このトッピングの砂糖菓子は、今どきというより昔ながらの味かもしれませんね。この位の大きさがちょうどいいかもしれない、というくらいの甘さでした。地域によって、食べ物や祝い事の定番が違うのだな、とも思いました。

猫のひるね~きまぐれ日記~

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