我が家の歴代猫たちを紹介します

我が家に暮らした3代の猫比べです。先の二匹はすでに天国に行っていますが。

まず最初にやってきたのはチーシカ。ロシア生まれの血統書付バーマンの男の子。少し砂色が入ったシルバーグレーの毛並みに、ブルーの瞳はすごくノーブルです。四本の足の先が足袋を履いたように真っ白で、鼻の左側の毛の一部も白くてそれが愛嬌になっていました。弟が留学していたモスクワから連れて帰ってきた王子様です。

大食漢だったのと、贅沢な食生活を送ったせいで、最大9キロの巨漢になってしまいました。とっても人懐こい甘えん坊で、家族だけでなくお客様ウェルカム! 誰にでも身体を摺りつけたり、膝にのったり。なでてもらうのが大好きな、猫好きの人にはたまらない猫でした。毎晩、ベッドの真ん中、枕に頭を乗せて一緒に寝ていました。この巨漢で身体の上に乗ってくるのは勘弁でしたが、可愛いからどんなに痛くても重くてもOK!

チーシカを飼い始めてから数年たったところで庭に迷い込んできた雑種のナースチャ。夜帰宅したら駐車場の隅でお腹を空かせてミーミー鳴いていたので、チーシカくんの猫缶を開けてあげたら、あっという間に食べてしまい、それから庭に居ついてしまいました。拾った猫に、お姫様という意味のロシア名(アナスタシアー愛称ナースチャ)は、名前負け。

晩年の写真ですが、このふてぶてしい面構えに見合った性格で、とにかく気が強くて人嫌い。チーシカと何から何まで正反対。チーシカの半分の体重なのに、威嚇して向かっていくので、彼が逝ってしまうまでは弟の部屋だけがテリトリーでした。そのせいもあって、家族以外の人が居る時は姿を見せず、電話やインターホンが鳴るとダッシュで部屋のベッドの下に逃げ込みました。触られるのが嫌なので、なでたりブラシをしたりすると、猫パンチ炸裂でした。特に私のことは大嫌いだったようで、膝にのってきたこともありませんでした。

そして現在のクリちゃん。雑種、男の子、1歳2ヶ月。前二匹はロシア名前でしたが、この子は生まれた家ですでに名前が付いていて、変えてもいいですよ、と言われたのですがクリが可愛いのでそのまま採用しています。甘えん坊ですが、チーシカほどではなく、大人になった最近は膝の上にも乗ってきません。一緒に寝ていますが、べったりくっつくわけでもなく、動けば解る程度のところで寝ています。触られるのは大丈夫で、ブラッシングは大好き。綿棒で耳掃除もさせてくれます。耳掃除させる猫は初めて。歯磨きは、前歯や表面は何とかできるのですが、奥歯と歯の裏側はダメですね。この子とはまだまだこれから長い付き合いになります。最近マーキングをするようになったので、早急に去勢手術をしなくては。

猫のひるね~きまぐれ日記~

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