金曜日の本屋さん

今日は秋の彼岸の入り。お花は昨日の朝、いつもの花屋さんが売りに来てくれたので、仏壇用とお墓参り用を購入済み。朝一番で仏壇のお花は替えました。
午前中は仕事だったので、午後から買い物に行き、明日はお天気がもっと悪くなりそうなので、そのあと母とお墓参り。流石にどのお墓にも新しいお花とお線香がお供えしてありました。

今まで通勤時間は貴重な読書の時間だったのですが、テレワークだと仕事する時間が多くなって、意識しないと本を読む時間をとれない日があります。お昼休みとかに読むようにしています。先日友人からお勧めされた名取佐和子さんの『金曜日の本屋さん』を読み終わりました。ブリリア古書堂の栞子さんを明るく現代的にしたような南店長が切り盛りする、エキナカ書店のお話。ブリリアと同じように、本をきっかけにした謎解きをするって設定。のっけから、庄司薫さんの『白鳥の歌なんか聞こえない』が題材だったのにびっくり。高校時代、庄司薫さんに思いっきりはまりました。薫くん四部作は勿論、『僕が猫語を話せるわけ』や『獏の飼い主めざして』というエッセイ、はたまた処女作、本名の福田章二で書いた『喪失』まで古本屋で手に入れて読みました。数年前に新潮文庫で薫くん四部作が再版されたときは、ちゃんと中公文庫で持っているのに新しく4冊とも買ってしまったほどの、庄司薫ファンです。でも、結構本を読んでいる、少し年下の同僚も庄司薫を知らなかったほど、一時期しか書いていなかったマイナーな作家ですから、いきなりトップバッターとは、と案外私のツボにはまるかもという予感。続編がまだあるようなので楽しみです。

テレワーク中の食事は、朝はパン、お昼はレトルトカレーというのが定番。たまには気分を変えて、朝は辛子明太子とお漬物でご飯を食べ、お昼は冷たいおそばにオクラをたっぷりのせてゴマダレでいただきました。そろそろ冷たいおそばより温かいものが美味しくなりそうなので、冷たい用のめんつゆを消化しなければ、ということで。
今日は空に近くなってしまった冷蔵庫を補充するためにたくさん買い物(と言っても一人で持って帰れるのは限りがありますが)をしたので、明日は出掛けずに、お掃除と仕事の予定です。

猫のひるね~きまぐれ日記~

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