東京神社仏閣巡り~下谷蔵前

秋の行楽日和。先週の土曜日は午後の神社仏閣巡りに最適な気候となりました。

JR鶯谷駅から徒歩5分位、『入谷鬼子母神』があります。地口に「恐れ入谷の鬼子母神」とあるほど、江戸時代から信仰されていたと思います。立派な本堂ではありましたが、社務所も開いておらず、今はちょっと入りづらい雰囲気。

ここから徒歩5分位のところにある『秋葉神社』は火防の神様です。ニュースでもお馴染みの火渡り神事「鎮火祭」でも有名なところ。でも普段は無人なのか、閑散としていました。

そこから目指したのは、銀座線稲荷町駅近くの『下谷神社』。清洲橋通りをまっすぐ下ればいいことはわかっていたのですが、この辺は東本願寺も近いのでお寺が点在したり、かっぱ橋道具街も気になる。地図を確認してどこの路地を通るのが面白いかな~と、でも老眼でなかなか地図にピントが合わない、立ち止まって検討していたら、初老の男性が、「どこに行くの?」と親切に声をかけてくれました。好意を無にするのも何なんで「稲荷町駅に」と答え、折角だから教えて頂いた路地を歩きました。下町人情に触れた一コマ。さて、『下谷神社』は奈良時代に創建されたという古い神社で、御祭神は大年神と日本武尊という、有名どころ。道路に面した大きな朱色の一の鳥居、その奥に石造りの鳥居があります。拝殿も重厚な感じです。

稲荷社ですので、末社のお稲荷さんには幾つもの赤い鳥居をくぐって行きます。お稲荷さんはうちにもあるし、親しみがわきます。

実はこの辺は、以前職場があったところなので、比較的土地勘はあります。以前の通勤経路を横切って、清洲橋通りに平行している「佐竹商店街」を抜けます。以前よくお昼のお惣菜屋パンを買いに行ったところです。日本で二番目に古い商店街だそうですが、どこでもそうですがこういう地元密着の商店街、活気を保つのって難しい、と思いました。

商店街からちょっと横道に入ったところに、またまた『秋葉神社』を発見。稲荷社もそうですが、生活に密着した神様を身近に祀っているのですね。

蔵前通りに突き当たったら左折、千葉方面に向かっていくと『鳥越神社』があります。犬張子に籠をかぶせた「笊かぶり犬張り子」は子育てのお守りとして有名です。そう言えば、「御宿かわせみ」にも出てきたような気がします。茅の輪くぐりやどんと焼きでも有名な、下町の人たちに親しまれている神社です。

ここから浅草橋駅へは、問屋街を抜けてすぐ。途中、『榊神社』『須賀神社』『銀杏岡八幡宮』といった小さなお社に参拝して終了です。

ご朱印もいくつかいただき、歩き疲れたものの、清々しい半日でした。

猫のひるね~きまぐれ日記~

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