さだまさしコンサート「月の歌」 in市川
昨日の土曜日、市川市文化会館でのさだまさしコンサートに行って来ました。さださんのコンサートチケットはなかなか手に入らないのですが、チケットぴあのリセール(キャンセル分を定価で再販するシステム)で1枚だけ入手することができました。
小雨のなか、三々五々集まったお客さんの平均年齢の高いこと!私も最後にいったさだまさしコンサートは確か20周年記念だったから、20数年ぶりでしたが、あの頃の若い女性ファンがおばさまになって、旦那さまやお友達と来ているようです。そして父と息子、母と娘といった親子連れが多かったのも特徴。
地方の文化会館ですから、規模は小さい。でもだから、2階席の後ろの方でも、結構見えるし(掌くらいの大きさ)トークもしっかり聞こえます。ただ、狭い舞台だから少人数の編成(バックバンドは7名でした)になってしまうので、「風に立つライオン」などのオーケストラが奏でるような壮大な曲はできなくなります。今回はだから、積年のさだファンにとっては垂涎の、地味~な楽曲がならんだプログラムとなりました。
「交響楽」「殺風景」「童話作家」とグレープ時代の懐かしい曲から始まったコンサート。長~い抱腹絶倒のトーク、観客も皆立って一緒に(あ~、う~、ららら~と)歌った「北の国から」、今年逝ってしまった永六輔さん、さださんの実母、ギターリストの松原正樹さんの思い出話、そして最後はPKOのかけつけ警護を暗に反対したと思わせるメッセージソングで涙を誘い、アンコールも含めて全15曲、ぎっしり詰まった3時間余りでした。
最近はテレビやCDばかりのファンでしたが、やはりライブの魅力は格別です。頑張ってチケットを入手して(なかなか難しいですが)、年に何度かは足を運びたくなりました。素敵な時間をありがとう。来週誕生日をむかえる私にとって、最高の誕生日プレゼントをもらった気持です。
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