ブラタモリ

三連休、残念ながら私は一日目と三日目は仕事。唯一のお休み日曜日の昨日午前中は美容院、午後は母と二人で菩提寺に年頭を納めに行きました。 頂いてきたのは、御札と暦と真言宗豊山派の広報誌(?)『光明』です。 

それにしても昨日はお天気もぐずついて、とっても寒い一日でした。

 土曜日の『ブラタモリ』は浦安でした。幕張もかつては漁師町で、埋立により住宅地となり幕張メッセができたので、同じく漁師町だったのが海を埋め立てて東京のベッドタウンとなり、ディズニーランドを抱える浦安が身近に感じられて興味深く見ました。
私の家の前が県道なのですが、以前は国道14号線でした。道路を渡るとすぐ防波堤で、そこから遠浅の海が続いていました。今では海まで行くには30分以上も歩かなければなりません。番組の中でやっていたアサリやハマグリを串刺しにして焼いているお店、浦安にまだあるんですね。タモリさんがアサリむき体験をしていましたが、私が子供の頃は幕張でもアサリがたくさん採れました。祖母はアサリむきの名人で、本当に左手で貝をつかみ、包丁(貝むき専用の包丁)を当てたと思うともう身と貝殻が分かれていました。時間にして2~3秒、どのように包丁が動くのか、しかも、紐も貝柱も全く傷つけず、くるりとむくのですから商品価値は高く、子供の目には魔法のようでした。アサリはかき揚げやフライにしたり、ネギと卵で煮たり、よく食卓に出てきました。
今でも幕張のある魚屋さんでは、アサリのむき身を串にさし、フライにして売っています。他では見たことがなく、幕張以外の親戚にも好評なお土産になります。

海苔の養殖も盛んで、叔母は毎日海に出て海苔を採り、加工して板海苔にして卸していました。繁忙期は母も手伝いに行っていましたから、私もよく遊びに行きました。良い海苔は黒くはなく、青み(緑色)が濃いのが柔らかくて美味しいのです。特に良い海苔が採れた時は、生食用にと分けてくれたので、今思うと、とても贅沢な海苔を食べていたのでしょうね。
『ブラタモリ』で何だか、懐かしい思い出が蘇ったひと時でした。 

猫のひるね~きまぐれ日記~

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