惠百福 たくさんのしあわせ
さだまさしさんの『惠百福 たくさんのしあわせ』コンサートに行きました。全国でのコンサートツアーの終盤、大宮ソニックシティでのチケットが手に入りました。
去年も市川市文化会館という小さなホールでのコアなコンサートを観賞しましたが、今年は大きなホール、さだまさしの王道とも言える選曲でした。
大宮ソニックホールは、何十年も前に若き葉加瀬太郎率いるクライズラー&カンパニーのコンサートに友人と行ったことがあったな、なんて思い出しました。その友人も鬼籍に入ってしまいましたが。
久し振りに開演前にグッズも手に入れました。コンサートプログラム(なんて久し振りなんでしょう!)、歳時記(ダイアリー 来年の手帳です)、クリアファイル、なんか気分が盛り上がります。
オープニングは『Birthday』NHK鶴瓶に乾杯のテーマ曲です。誕生日の数日後、まるで私を祝ってくれているよう!
続いて『絵はがき坂』『桃花源』『異邦人』という懐かしい曲が並びます。これらは40年前の曲なのですって。これがうける観客の年齢層がバレます。
長いトークの後の『関白宣言』元々長い歌なのですが、お客さんの拍手と、バックバンドの掛け合いでなかなかエンディングまで行きません。これで盛り上がったところで、客席の皆さんも立ちあがって軽く体操、いよいよ新しいアルバムからのノリノリの3曲です。
ロック調の『詩島唄』と方言ラップの『GENAH!』は手拍子、盆踊り調の『たくさんのしあわせ』は盆踊りのような手振りを、会場一体となって参加。とはいえ、中高年が主体ですから、まあほどほど・・・
一転して野球ネタ。『敗戦投手』はタイトルよりコミカルな歌なのですが、確かにコンサートではあまり聞きませんね。そしてスワローズ哀歌とも言うべき、新しいアルバムからの『つばめよつばめ』私も弱いマリーンズファンなのでうなずく歌詞が多々ありました。
新しいアルバムから続いて『避難所の少年』、地味だけどしみじみとした『残春』
終盤の『晩鐘』の後は何と『主人公』!!さださんの曲の人気投票では常にダントツで1位の曲です。生で『主人公』を聴けるなんて!!!!もう、大感激でした・
ラスト2曲、『女優』という曲は、恥ずかしながら初見でした。抑えられた内面の強い想いがあふれるような曲でした。最後はこれも新しいアルバムから『潮騒』というバラード。
アンコール曲は、何と何と何と!『フレディもしくは三教街』でした。さださんが23歳の時に作ったというグレープ時代の曲。これは『主人公』と共に私のさだまさしベスト5に入る曲です。本当に夢のような選曲のコンサートでした。
このボードは本日のコンサートの楽曲一覧、コンサート終了後にロビーに出ます。写真を撮るファンで押し合いへしあいです。
長い歌も多く、勿論トークも長く、開演18時、ホールを出たのは21時でした。
家に着いたのは11時近くなっていましたが、至福の時を過ごすことができました。神様から最高の誕生日プレゼントをいただいた気分です。
明日の日曜日は、今年1月に急逝した友人の一周忌に参列するため、成田へ行きます。彼女もさだまさしが好きで、市川で開催されていたさだまさし展にも一緒に行きました。このコンサートも多分、一緒に聴いてくれていたんじゃないかと思います。合掌。
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