金沢へ行く その①~神社巡り

昨日の土曜日、日帰りで金沢へ行って来ました。

東京から金沢までは、もっとも早い北陸新幹線「かがやき」で2時間30分。通常料金だと往復28,240円のところ、JR東日本「大人の休日倶楽部」の北陸フリーきっぷだと22,000円。勿論新幹線指定席も取れます。4日間有効ですから、本当は日帰りではもったいないのですが、それでも6千円以上お得です。

金沢駅では公式マスコット、巨大な「ひゃくまんさん」が出迎えてくれます。

金沢駅は、ガラスと金属のドームのような建物、その手前にお能の鼓をイメージした木製の「鼓門」柔らかな曲線が美しい駅です。
以前訪れた際は、新幹線の開業直後ということもあって、観光客でいっぱいでバスもタクシーも長蛇の列だったのですが、今回はオフシーズンなのか新幹線も楽にとれましたし、タクシーも待たずに乗れました。タクシーの運転手さんのお話では、最近はガラガラですよ、とのこと。帰りにタクシーが捕まらなかったら、と心配したら、タクシーなんて掃いて捨てるほど来ます、とのお話。

目的のひとつ「尾山神社」。加賀藩前田利家公とお松の方をお祀りした神社です。
鳥居をくぐると、和洋中混合の「神門」がまず目に入ります。神社の建造物としては異色の門だと思います。

一番下の層は石造り。しめ縄の張られた木の扉と欄間には精巧な彫刻がほどこされていて、ああ、やっぱり神社だな、と思いました。

狛犬もキリッと凛々しい。どこか異国風です。
お日柄が良いのか、本殿では結婚式が執り行われ、境内にはお宮参りやちょっと早めの七五三の家族連れが何組もいました。

神苑に続く拝殿横に、ユーモラスなオブジェがありました。黒い金属の蓮の葉に、金色のカエルがよじ登っています。「無事に帰る」をもじっているのでしょうか。

尾山神社の東神門を出て、金沢城公園の縁の道を少し歩くと天照大神を祀る「尾崎神社」です。朱塗りの美しい社殿と、むっくりした狛犬がよく合っています。

歩いて、観光客で混雑している(100円のマツタケご飯の看板のところ、長蛇の列でした)近江町市場を横目にみて、程近くの市媛神社。京都の市比売宮を勧請したと言われているそうで、近江町市場の氏神さまだそうです。質素ながら静謐な雰囲気の神社でした。

確かにタクシーの空車も、金沢駅行きのバスもたくさん来ます。でも時間もまだあったし、あちこち寄り道しながら徒歩で駅を目指します。
最後に駅近くの「安江八幡宮」は誉田別尊(応神天皇)と気長足姫尊(神功皇后)と玉依姫命を祀っています。金沢水天宮ともいわれ、そのためでしょうか、ここでもお宮参りや七五三の姿がありました。

10時前に金沢に着き、2時前に金沢発というタイトな時間でしたが、思ったより沢山の神社にお参りできましたし、ご朱印もいただきました。気持が洗われて帰ってきました。


今日は午前中は美容院でカット&カラー、そのままスーパーで買い物、午後は母と一緒にお墓参りに行きました。一日だけの休みだと、家事だけで終わってしまうか、自分の時間に割いてしまうと家事が一部疎かになるかどちらかです。今日は、美容院に行ってしまったので、掃除はお風呂とトイレだけで、部屋の掃除はパスしてしまいました。でも、母の腰痛もだいぶ落ち着いてきたので、洗濯をお任せできるのがありがたいです。

猫のひるね~きまぐれ日記~

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