還暦と定年

今年は私も還暦を迎えます。60歳といえば世間一般では「定年」。今は働き方改革で定年延長も促進されていますが、60歳は区切りの年代です。昨年度から、大学の一年ダブっている同級生たちの定年の話題が多くなってきました。私の出身大学は教員が多いので、今年の3月末で定年退職の友人がいます。一般企業では「定年」は誕生日か誕生月末なのですが、教員の方は、誕生日を迎えた後の年度末(3月末)だそうです。ですから、3月末には1年分の教員の方が退職されるのですね。

その後の選択肢は色々あるようですが、彼らはフルタイムの継続を選択せず、余裕の退職後を過ごしているようです。やはり管理職教員の皆さんは、精神的・時間的な重圧が相当だったのでしょう。少しゆっくりしたいというのも解る気がします。

私の勤務先でも、37年前9名入社した同期ですが、私を含めて3名残っています。そのなかこの4月に、同期のひとりが定年を迎えました。当然、同じ条件で継続雇用契約を結んでいますので、あまり変化はないのですが、更新が前提とはいえ1年契約ですし、退職金も支払われます。「定年」という重みは感じますね。

5月には、高校の還暦同窓会が予定されています。某ビール会社の社長や、県立高校の校長、教育委員会の役員など、バリバリご活躍されている同級生もいるようです。でも肩書なんて、懐かしい再会には無用でしょうね。なるべくたくさんの人が参加してくれるといいな、と思っています。私も、当日は母とクリちゃんのお相手は弟にお願いしたので、出席して旧交を温めるのを楽しみにしています。

猫のひるね~きまぐれ日記~

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