桜の終わりに美術館で桜三昧

「東京ミュージアムぐるっとパス」というのがあります。1冊2,000円で2ヶ月有効。東京都内の美術館・博物館・文学館など78の施設が無料・割引になるチケット。昨年も利用したのですが、割安で楽しかったし、行きたかったのに行きそびれてしまった所も多く、今年も購入して、2ヶ月間できるだけ踏破してみたいです。

土曜日の午後、すこし時間が空いたので、小さな美術館に行って来ました。目黒区の『郷さくら美術館』です。中目黒駅から徒歩5分ほどのところです。

現在、「桜花賞展」と「桜百景展」が同時開催中で、3フロア全てが桜を題材にした絵画です。よくある水色や薄墨色を背景にしたソメイヨシノや紅枝垂桜といった題材から、真紅やメタリックな金色を背景に妖艶な桜を描いたもの、雲母のような花弁を一面に貼り付けたものなど。桜の妖しさ、儚さ、清楚さ、力強さという色々な面をそれぞれに表現してるように感じました。私は、弘前城の周りのおぼろに霞む桜の木々の遠景と、お堀に伸びた枝に咲くソメイヨシノの花弁を近景にした「北城の春」と、地元目黒川の桜をふんわりと描いた「さくら川」が好きでした。

近くの目黒川に沿った桜並木は東京の桜観賞スポットの一つですが、残念ながらすっかり葉桜でした。桜が終わり、勤務先の新人研修も終了。明日からは配属先での実務です。金曜日に歓迎会があり、久しぶりに参加しました。2週間で慣れたのか、研修終了の安堵感からか初日の固さも随分取れていました。歓迎の挨拶を述べましたが、長く楽しく働いてほしいものです。

猫のひるね~きまぐれ日記~

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