熊本の地震に思うこと
熊本の震災から半月がたとうとしています。
被災され今なおご不便な生活をされている方々に心からお見舞い申し上げます。
テレビで次々映しだされる状況に、5年前の東日本大震災を思い出しました。あの時は東京都内の職場にいたのですが、震度5強でものすごく怖かったです。それよりもっともっと大きな揺れが夜中に起きたのですから、恐怖は並大抵のものではなかったでしょう。日頃当たり前のことだった電気・水・ガスのない生活も、弱者には不自由でつらい状況しょう。そして私達も経験しましたが何日も間断なく続く余震。揺れていない時も常に身体がふらふらしている感覚が続きました。避難所で過ごす方々を思うと胸が痛みます。
他人事ではなく、どこでも起きる災害だと思います。関東近郊で起きれば、私は100%帰宅困難者になります。5年前も会社で夜を明かしました。経験をしたにもかかわらず、備えを本気でしているのか、備えはその時役に立つのか、他人に迷惑をかけずに済むのか、心もとない限りです。
GWを目前にした災害で、九州全体の観光が打撃を受けていると聞きます。これ以上の被害や哀しみが増えないことをお祈りします。
水道や電気は復旧してきていて、高速道路も鉄道も修復されてきているようですが、これからはそれぞれの個人・地域に対し異なる支援をしていかなければならず、まだまだ大変だと思います。東日本大震災の時も何もできませんでした。今、私にできることは何なのか、自分や家族の安全も含めて、よく考えてみたいと思います。
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