初夏の鎌倉①(北鎌倉) 明月院~浄智寺
水曜日に休暇を取って鎌倉へ行きました。
北鎌倉駅から円覚寺を横目に見て紫陽花が有名な『明月院(臨済宗建長寺派)』へ向かいます。平日朝9時だというのにここを目当てに歩いている人も結構多く、よく雑誌等でお目にかかる、両側に紫陽花が溢れている鎌倉石の参道には、カメラを構える人、場所待ちの人だかり・・・それでも「今日は少ないね」とおっしゃる地元の方。日本古来の姫紫陽花が多く、小ぶりですが「明月院ブルー」と言われる濃い青色が鮮やかです。
白い花を際立たせるように縁が濃いピンクの紫陽花。形は四葉のクローバーのようでした。
くっきりと目の覚めるような赤紫の花もありました。他にも純白のまあるい花、薄紅色や水色のガクアジサイなど、飽きることのない紫陽花の寺でした。
横須賀線の線路を渡ってすぐの『浄智寺(臨済宗円覚寺派)』紫陽花の季節に大混雑の北鎌倉にあり、ここは穴場だったのでしょうか、本堂の「曇華殿」のご本尊三如来も閑けさのなか拝観することができました。茅葺き屋根の書院、あまり手を加えていない野草が茂る庭など優しい感じのお寺です。紫陽花も風景に溶け込んで咲いています。
鎌倉江の島七福神のひとつ、ここは布袋様。参拝者になでられたお腹は、色が変わって黒光りです。
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