米沢、プチ同窓会の旅
もう二週間も前になりますが、高校時代の友人と3人で米沢に行きました。やはり高校時代の同級生S君が米沢に単身赴任しているというので、ちゃっかり案内してもらうことに。夜は小野川温泉に泊まり、夕食は4人でとることにしました。
7月に入ったばかりだったのに米沢は暑い。山形の中でも冬は豪雪・夏は盆地なので猛暑になる土地です。
まずは昼食。米沢牛は夕食のお楽しみとして、お昼はお蕎麦屋さんに案内してもらいました。冷たいお蕎麦を暖かいつけ汁で食べる鴨南蛮。つけ汁にはぶ厚い鴨肉のほか、山菜や茸類がたくさん入っていて食べ応えがありました。
続いて案内してもらったのはS君の勤務先。なんと敷地内に桜の木が何本もあってサクランボ狩りが楽しめるとのこと。佐藤錦は前の週で終わってしまったのでナポレオンしかないんだ、と言っていましたがこの見事な大粒のサクランボ!(^^)! お昼にお蕎麦をおなかいっぱい食べたのに、サクランボはいくらでも食べられちゃいます。ご馳走様でした。
車で2~30分の南陽市にある熊野大社。広大な境内に茅葺きの大きな屋根を頂いた立派な拝殿です。境内には30以上の神様が祀られています。本殿の裏の彫刻に、三羽の兎が隠れているそうで、三羽全て発見できると幸せになれるとか。私は一羽しか見つけられませんでした。
米沢市内に戻って米沢藩主上杉家廟所へ。二代景勝公のお墓を中心に三代以降はその左右交互にお墓が並びます。その後明治になってから初代謙信公のご遺骸を移し、これを中心に据えるため石灯籠が撤去されたり参道が変わったり、二代・三代のお墓の台座が削られたりして整備されたそうです。撤去された石灯籠が敷石になっていたりと、一見しただけでは解らない歴史を、丁度居合わせたボランティアガイドさんが丁寧に説明してくれました。ありがとうございました。
お宿は小野川温泉「高砂屋」温泉はちょっと熱めですが、冬には丁度いいのかも。露天風呂もあって気持ちよく何度も入りました。そして、小野川温泉では蛍祭りの最中で、温泉街からすぐの小野川の両岸で蛍が見られます。夕食の後早速いってみました。目が慣れるとあちこちで蛍が光るのがわかります。手を差し伸べると止まってくる蛍まで。ここではゲンジボタルとヘイケボタルが飛んでいるそうです。
一旦宿に帰ると、宿の方が車で10分程の穴場に連れて行ってくれるとのこと。ヒメボタルという小型の蛍でゲンジ・ヘイケと異なり陸生だそうで、山道を登ったところ、道路から林の合間を飛ぶ蛍でした。クリスマスツリーのように光ると言われていたのですが、本当にイルミネーションのように点滅するのです。思いがけなく珍しいものを体験できました。
翌日は宿でゆっくりして、路線バスで定番の上杉神社へ。上杉謙信と上杉鷹山をご祭神とする神社です。隣接する物産館で三人たくさんお土産を買いました。米沢牛のしぐれ煮など、美味しそうなものがいっぱいでした。
米沢駅前に戻り少し遅いお昼を食べて新幹線に乗ることに。入った焼肉屋さんのランチ、米沢牛のカルビ丼。お米も美味しく、とろけるような米沢牛を堪能しました。
宿や新幹線など色々手配してくれたHさん、高校時代と違った面を見せてくれたMさん、そして完璧なセッティングでおもてなししてくれたSくん、ありがとうございました。
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