伊豆下田の旅 その③ ~ 千人風呂金谷旅館
宿泊は、伊豆急蓮台寺駅から徒歩数分、河内温泉「仙人風呂 金谷旅館」です。
すごい年季の入った看板に迎えられます。建物は木造、とても古くて、しかも建て増しを繰り返しているのか3階建なのに結構複雑な造りになっています。何度も階段を上ったり廊下を曲がったり。お風呂に行ったら帰ってこれないかと心配になるほどです。
でも、部屋や廊下は掃除が行き届いて、トイレもウォームレットウォシュレットです。
部屋には懐かしい黒電話。フロントは9番へ、とのことでしたが、今の若い人たち、黒電話なんて見たことがないかもしれないし、掛け方が解らなかったりして。受話器を上げてから9に指を入れてダイヤルするんですけど、9を押したりしてね、と同世代では笑い話。
窓もスクリュー錠。扉と扉の間が微妙に隙間があいていて、伊豆は暖かいから大丈夫だろうけれど、冬は隙間風が寒くないかと心配になります。勿論、エアコンはちゃんと効いています。
廊下もスクリュー錠の窓です。お風呂やフロントへ行く廊下にも何か所もエアコンが設置され、快適ではありますが、光熱費は馬鹿にならないでしょう。木の廊下の掃除も結構手間がかかると思うし、これだけのものを維持しているのは大変だと思いました。
そしてここの自慢は何と言ってもお風呂。日本一の総檜風呂は長さ15メートル、幅5メートルの檜の浴槽だそうです。残念ながらそちらは男湯。でも、女湯も手前に二つの浴槽、その間を通って奥は深さ90センチの深い広い浴槽。右手の浴槽はぬるめのお湯になっています。勿論、床も洗い場も総檜、ほぼ貸切状態で温泉を満喫してきました。露天風呂もありますが、雨が降っていたので長居はしませんでした。
千人風呂は実は混浴で、女性もバスタオル着用OKで入れます。女湯の更衣室からも千人風呂に入れる入口がついています。そこのバスマットがびっしょり濡れていましたから、入る人もいるのだと思います。が、耳をすますと男性の声が聞こえるので、断念しました。大沢温泉のように時間を決めて1時間でも女性専用タイムを作ってくれたら嬉しいな。
お料理も美味しくいただきました。先付けの三点盛りです。春らしい盛り付けです。
そして下田名物、金目鯛の煮つけ。甘辛いやさしい味わいでした。
お造りは流石に伊豆。新鮮な魚介がてんこ盛り! 盛り付けもモダンでした。
朝ごはんです。アジの開きや海苔や煮物、サラダと定番ですが、ちょうど良い量で、アオサのお味噌汁が格別でした。
今日は仕事帰りに眼科に行きました。眼圧を下げる目薬がなくなりそうなので。眼圧は15と16、こんなもんでしょう、という先生のコメント。悪くなっていなくて、一応安心しました。いつも通り、2本づつ目薬をいただきました。金曜日は歯科の定期診断も入っていて、今週は通院週間になりそうです。
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