谷根千散歩 ~ その② 街並
日暮里駅から坂を下って、「夕やけだんだん」の階段、それを下りたところの「谷中銀座」、谷中銀座の突き当たりの左右を通る「よみせ通り」、その先の「へび道」など路地の両側には個性的なお店や装飾が並びます。
谷中銀座には、壁に切り絵風の看板をいくつも貼り付けているお店、何軒もありました。昔だったら鏝絵で飾るんだろうか、重厚さとポップな感じがうまく融合しています。
その飴やさんの正面の木の看板。味わい深いです。こういう古い看板が、サッシのベランダに取り付けられている、そういうミスマッチなところもこの街の特徴のひとつ。
言問通りの交差点「カヤバ珈琲」はお昼少し前だというのに、もう行列が出来ていました。分厚い卵サンドが有名なところ。喫茶店で売り物が卵サンドなのに、外見が小さな日本旅館みたいです。
坂を下って、根津銀座の手前にある老舗らしいお煎餅屋さん。お醤油のいい香りがしていました。
根津神社の参道前に佇む本屋さん。残念ながら日曜日はお休みのようでした。
その隣は焼かりんとうのお店。ユーミンのご用達だそうです。私たちもお土産に買いました。
へび道にあったカメノコタワシのお店。真っ白な外見に大きなガラス。「カメノコタワシ」という電灯と大きなたわしのオブジェがなければ、何のお店かわかりません。日本的なものをモダンなお店で売る面白さ。
根津神社入口の交差点のところにある「金太郎飴本店」店内にはカメラNGの貼り紙があったのですが、いろいろお話しているうちに、気さくな店主さんは、「いいよいいよ、断ってくれればいいんだよ」と写真を撮らせてくれました。勿論、飴は買いました。
看板・壁・のれんなどなど、色々工夫しているお店や、生活感があふれる民家、歩いているだけで時間が過ぎていきます。
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